A.
個人ライセンスでは、復旧できるドライブ数が5台までに制限されています。5台のドライブから既にデータを復旧した後、さらに別のドライブに対してスキャンを実行しようとした場合にこのメッセージが表示されます。復旧できるドライブ数の追加方法についてはサポートへお問い合わせください。またその際にはお手持ちの登録コードをお知らせください。
A.
元のファイル名とフォルダ構造を伴ってデータを復旧できるかどうかは、復旧作業を行なうに至った状況によって異なります。マウントできずOSXを通してアクセスできないドライブ、あるいは起動しないシステムから復旧しようとしている場合には、ほとんどのケースでデータ全体が損傷せずに存在しているため、フォルダおよびファイル構造を復旧することが可能です。この場合のデータは、クイックスキャン、またはディープスキャンの結果内の「見つかったファイル」フォルダにて確認することができます。削除されたファイルを復旧しようとしている場合や、再フォーマットされたハードドライブからファイルを復旧しようとしている場合には、一般的にファイル名やフォルダ構造を復旧することができません。この理由としては、ファイルが削除されると、ハードドライブ上のデータそのものとファイルシステムの間のリンクが壊れてしまうためです。それは、ファイルのメタデータ(ファイル名やフォルダの場所やそのデータに関するその他の情報を含む)が失われてしまうことによります。ファイルが削除されると、ハードドライブ上のそのファイルの場所が利用可能な空きスペースとして記録されますが、新しいファイルによってその場所が上書されるまでは、そのデータそのものを復旧できる可能性があります。その場合のデータは削除ファイルスキャンまたはディープスキャンの結果内の「再構築ファイル」フォルダ内で確認できます。
A.
フリーズしていると思われるケースのほとんどは、実際はディスクに問題があるために読み込み速度がきわめて遅くなっている場合です。Data Rescueがディスクの読み込みの障害箇所に行き当たるとフリーズしたように見えますが、実際はきわめて処理が遅くなっている状態です。本当にフリーズしたと思うときは、例えばブロック番号のように処理経過を示しているディスプレイの表示内容をノートしておき、30分くらい経ってから表示内容が少しでも進んでいるかどうかをチェックしてみてください。進んでいればディスクの読み込みの問題で処理が遅くなっていると思われます。問題が続くようであれば、ディスクドライブのケーブルがきちんと接続されているかどうかを確認し、コンピュータに接続されている不必要なデバイスを外すか電源を切ることを検討してください。
A.
リカバリードライブとは、Macの内蔵ディスクから安全にファイルを復旧するために使用できる特別なセカンダリー起動ドライブです。ご自身で作成される際には、16GB以上の容量を持つハードドライブが必要です。作成されたリカバリードライブlはどのIntel Macででも起動します。注)データを復旧したいMacではリカバリードライブを作成しないようにしてください。また、作成先のディスク内のデータは全て削除されますので、必ず中には必要なデータがないことをご確認ください。
A.
Data Rescue のクローン機能を使えば、正常に機能していないハードドライブ上のバイトデータのクローン(そのままのコピー)を、新しいドライブや別の既存のドライブ上に作成することができます。そして、作成したクローンを使ってデータ復旧作業を行います。
注意)クローン作成先として使用するドライブ上には必要なデータがないことを確認してください。クローン作成によってデータは完全に消去されます。また、クローン機能は、正常に機能していないハードドライブと交換するためのクローンドライブを作成する機能ではありません。
A.
Data Rescueの起動時に、損傷したボリュームを持つドライブを接続していると、そのボリュームが自動的に認識されないことがあります。[ファイル]メニューの[ドライブリストをリフレッシュ]を実行してください。それでも目的のボリュームが表示されないときは、Data Rescueがボリュームの正しい名前を見つけられなかった可能性があります。その場合は、ボリューム名に「不明」などの別の名前が表示されます。また、Data Rescueはデバイスを認識しているものの、デバイス上のボリューム構造を認識できていない可能性もあります。その場合は、ボリュームではなくデバイス名を指定してスキャンする必要があります。 もう1つの可能性として、ドライブが誤動作していてコンピュータがドライブにアクセスできない状態が考えられます。この状態ではデバイス名さえ表示されません。この場合、Data Rescueはデバイスをスキャンすることができません。このケースでは、次に述べる操作の一部またはすべてを実行し、デバイスが表示されるかどうかをチェックします。ドライブ ケーブルの接続状態と電源をもう一度チェックする。ドライブを取り外し/再接続するか電源のオフ/オンを行う。コンピュータの電源を落として再起動する。さらに、Appleのディスクユーティリティを使って、ドライブが検出されるかどうかを確かめ、コンピューターからドライブ見えているかどうか再確認することができます。ディスクユーティリティからボリュームやドライブが見えていなければ、コンピューターはドライブの存在を見つけ出しておらず、そうなると、Data Rescueを含め、いかなるソフトウェアでもそのドライブにアクセスできません。
また、可能であればドライブを外付けのディスクケースに入れてマウントさせ、コンピューターがドライブを認識するかどうか試してみることもできるでしょう。この方法がうまくいった事例もいくつかあります。また、ドライブが抱える問題の性質によっては、ドライブが断続的に認識されることもあります。そういった場合には、コンピューターのシャットダウンを何度か行っては試してみて、ドライブがシステム上に再び現れるかどうか確認することもできるでしょう。
A.
Data Rescueは、SCSI、IDE(別名ATAまたはPATAドライブ)、SATA、FireWireおよびUSBドライブ、また、512バイトセクターのディスクデバイスとして表示されるあらゆるタイプのメディア(フロッピーディスク、ハードディスク、Zip、Jaz、CFカメラカードなど)の復元が可能ですが、ネットワークディスクの復元は機能にありません。
A.
ボリュームに古いカタログエントリーが含まれていることがあります。同じ名前の2つのカタログエントリーが見つかると、Data Rescueは2つのエントリーが同一のデータを参照していかどうかをチェックします。同一のデータを参照しているアイテムは「本当の重複」(true duplicates)と呼ばれ、一方のデータだけ保持されてもう一方は自動的に削除されます。2つのエントリーが異なるデータを参照している場合は、同一名で同じディレクトリにあるように見えても、どちらが正しいデータかを知る方法が無く、双方とも保持されます。どちらが正しいエントリーかを調べるためには日付と内容をチェックしてください。
A.
大きなドライブをスキャンした後は、処理するファイルやフォルダの数が数十万から数百万個になることがあります。復旧リストでチェックボックスをクリックして、復旧するファイルに印を付ける場合、特にトップレベルのフォルダでは、Data Rescueは大部分のアイテムを再帰的にたどりながらファイルに印を付けたり外したりする必要があります。この処理に要する時間は、見つかったファイルの数に比例します。
A.
Data Rescueは、SCSI、IDE(別名ATAまたはPATAドライブ)、SATA、FireWireおよびUSBドライブ。また、512バイトセクターのディスクデバイスとして表示されるあらゆるタイプのメディア(フロッピーディスク、ハードディスク、Zip、Jaz、CFカメラカードなど)の復元が可能ですが、Time Capsuleのようなネットワークディスクの復元は機能にありません。
A.
この質問の答えは、ファイルを[再構築ファイル]フォルダから復旧したか、[見つかったファイル]フォルダから復旧したかによって変わります。 カタログによって復旧されたファイル([見つかったファイル]フォルダのファイル):復旧されたカタログファイルのごく一部に不良ファイルがあるのは普通のことです。しかし、チェックしたすべてのファイルが不良だったとすると、ファイルは誤ったアロケーションブロックレイアウト(ABL)の設定を使って復旧された可能性があります。テスト用にいくつかのファイルを選び、別のアロケーションブロックレイアウトを選択してファイルを復旧してみてください。テストファイルで良好な結果が得られるABL設定が見つかったら、その設定を使って全体の復旧をやり直してください。 コンテンツによって復旧されたファイル([再構築ファイル]フォルダのファイル):この場合も、ごく一部に不良ファイルがあるのは普通のことです。元のファイルが断片化している(ディスクの連続したブロックに保存されていない)と、コンテンツによって正しく復旧することはできません。ほとんどの場合、ユーザーのディスクの大部分のファイルは断片化されません。一般的なファイルの断片化率はわずか数パーセントです。注: ABLの設定は、[再構築ファイル]フォルダにあるファイルの復旧とは無関係です。
A.
救済可能なファイルはすべて復旧できますが、ハードウエアが損傷していたりデータが破壊されている場合は復旧できない場合もあります。ハードウエアが機能していても、利用しているソフトウエアのエラーによってはデータを損失する場合も考えられます。 また、データを消失後、ディスクを稼働させている場合は、データの上書きが既に起きているケースもあります。(データを消失したら、ディスクやコンピュータは電源を落として待機させてください。)
A.
全てのファイルタイプをサポートしています。Data Rescueはカタログスキャンで、ディレクトリ構造からファイル名、およびファイルタイプに至るまで、全てをもとの状態に戻します。データの破損状況がかなり進んでいるファイルに対しては、コンテンツスキャン機能を使って、データ復元を試みます。(コンテンツスキャンで見つかるデータはファイル名が復旧できません。またコンテンツスキャンでサポートされるファイルタイプには制限があります。サポートされないファイルについては「ファイルIQ」機能でData Rescueに学習させることが可能です。)この2つのスキャンを同時に行うことで、復元率を高水準に高めることができるのです。
A.
オンラインショップでクレジットカード購入の場合は、登録コード番号をメールで即時発行しています(24時間対応)。デモ版をダウンロードして、登録手続きをして頂ければ、正規のプログラムとしてすぐにご利用いただけます。簡易包装版をご購入の場合、USBドライブとマニュアルは入金確認後の翌営業日に発送され、1-2日で到着します。
A.
16GB以上のハードドライブ(USBフラッシュメモリ等)を用意し、メニューの「リカバリードライブを作成」から作成できます。注意)作成先のハードドライブ内のデータは全て消去されますので、空のハードドライブを使用してください。また、データを復旧したいMacを使ってリカバリードライブを作成しないでください。
A.
Data Rescueはフュージョンドライブを構成するSSDとHDDを共に認識しますので、そのそれぞれに対してスキャンを実行してください。通常、HDD側に大部分のデータがあり、SSD側には一部分のデータしかありません。Data Rescueのソース選択画面では、両方のドライブがソースとしてリストされますが、リストされない場合にはディスクにハードウェア的な障害が発生しているか、内部接続に問題がある可能性が考えられます。
A.
一度Mac上で復旧作業に使用したリカバリードライブは、別のMac上で使用可能な場合もありますが、使用できない場合もあります。使用できない場合には、データを復旧したいMacとは別のMac上で、Data Rescueのアプリケーションからリカバリードライブを作成し、データを復旧したいMacに接続して復旧作業を実行してください。
A.
Data Rescueがスキャンを実行する際には、「一時記憶領域」と呼ばれる作業用のディスクスペースを必要とします。この領域はソースとして選択したディスクとは別の場所であり、またソースディスクの全容量の2%程度の容量が必要です。MacにインストールしたData Rescueを使用する場合には、自動的に起動ドライブが一時記憶領域として選択されます。リカバリードライブから起動した場合には、リカバリードライブ上の「Data Rescue Storage」パーティションが一時領域となります。但し、スキャンの実行に十分な空き容量がない場合には、一時記憶領域について「十分な空き容量がありません」というメッセージが表示されますので、同じ画面上の「変更」ボタンを押して(もしくはメニューの「ファイル」->「一時記憶領域を変更」から)表示されるリストより、適宜、使用可能な領域に変更を行った後、再度タスクを実行してください。