FAQ:
Q.
フルまたは差分方式のバックアップ処理でIndelibleによって作成されるフォルダの末尾の字は何ですか?
Q.
使用中のファイルはバックアップされますか?
Q.
バックアップが外付けドライブに収まらなかったら、どうすればいいですか?
Q.
ネットワーク・ボリュームにバックアップを取れますか?
Q. クローンバックアップをとる時に注意する事は、ありますか
Q.
バックアップ終了後 Mac を終了したいのですがどうしたら良いのですか?
Q.
体験版の機能は、何ですか?
Q.
パスワード付きのバックアップをとりました。次回パスワードを変更したいのですがどうしたらいいですか?
Q.
新たに作成、または更新されたファイルだけを別のディスクへコピーするバックアップを取りたいのですが、どのバックアップタイプを選べばよいでしょうか?
Q.
フルまたは差分方式のバックアップ処理でIndelibleによって作成されるフォルダの末尾の字は何ですか?
A.
この数字は、バックアップ処理が実行された日付を表しています。この日付は次のようなフォーマットになっています:
YYYYMMDDhhmmss( この意味は次の通りです)
YYYY = 年(2004など)
MM = 月(03など)
DD = 日(13など)
hh = 時(22など)
mm = 分(23など)
ss = 秒(17など)
たとえば、20040313222317は2004年3月13日午後10時23分17秒を表わします。
使用する時間と日付は、日本時間ではなくグリニッジ標準時間に基づいています。
Q.
使用中のファイルはバックアップされますか?
A.
バックアップ処理時点に( ドライブ上の)ファイル内にあるデータは、宛先ドライブ/フォルダにコピーされます。
Q.
バックアップが外付けドライブに収まらなかったら、どうすればいいですか?
A.
IndelibleはCDまたはDVD上でのみファイルを分割することができます。バックアップの対象としてドライブかフォルダのいずれかを選択することができますが、一番良いのはお使いの宛先ボリュームに収まるフォルダを選択することです
Q.
ネットワーク・ボリュームにバックアップを取れますか?
A.
取れます。すべてのマウント可能なネットワーク・ボリュームタイプがサポートされていますが、パーミッションをサポートしていないファイルサーバー(AFPボリュームなど)にバックアップを取る場合、そのバックアップ処理時にそのボリュームをマウントしたユーザーがそのバックアップで生成されるすべてのファイルの“所有者”になります。
Q. クローンバックアップをとる時に注意する事は、ありますか
A.
Indelible IIには、ドライブの複製を作成する機能がありますが、複製をとったドライブを起動ボリュームにするために、以下の点にご注意下さい。
まず、複製を作成する際、もしバックアップボリュームの一部を利用する場合には、起動ボリューム用のパーティションを作成して下さい。フォルダーを設定しただけでは起動ディスクになりません。
またお持ちのMacがIntelマシンの場合は、USB接続のディスクを起動ディスクとして利用できますが、Power PCをお使いの場合は、FireWire接続のディスクが対応機種となります。またネットワークボリュームは、起動ディスクとしては利用できませんので、ご注意下さい。
また、インテルマックは、GUID Partitionで、Power PCは、Apple Partition Mapでフォーマットを行なっておいて下さい。
Q.
バックアップ終了後 Mac を終了したいのですがどうしたら良いのですか?
A.
システムをシャットダウンするスクリプトを定義して、Indelibleのスクリプト機能でバックアップ完了後のスクリプトに設定することができます。
例えば以下のAppleScriptです。
tell application "System Events" to shut down
これで、バックアップ終了後 OS Xのシャットダウン手続きが開始します。
ただし、この方法がうまくゆくためには、以下のような運用が必要です。
1.ユーザは作業終了後、確実にMacintoshをシャットダウンする。
2.ユーザが使用しない間(例えば夜間)、Macintoshを自動起動してバックアップを実行
する(Indelibleで指定可能)
3.バックアップ終了後Indelibleのスクリプト機能でシャットダウンする。
4.朝ユーザが作業を開始する前に、以上が確実に完了するように計画する。
上の1,を省いたらどうなるでしょうか。
例えばExcelで作業中のファイルがあったとしましょう。システムのシャットダウンの途中で「作業中のファイルを保存しますか?」とユーザの応答を待ちます。もしユーザ
が応答しないと最終的にはシステムはシャットダウン手続きを中止してしまいます。
このようにMacのシステムを終了にはユーザの介在が必要で、結局、システムはシャットダウンしません。
また、朝までバックアップが続いていたら、ユーザの作業中に突然システムのシャットダウンが開始してしまいます。
以上のように自動的なシステムシャットダウンは、それほど簡単なことではありません。
アイギークがお勧めするのは、OS Xの省エネルギー設定を適切に利用して、バックアップ終了後システムをスリープさせることです。
Q.
体験版の機能は、何ですか?
A.
30日の期限付きで、全機能を体験できます。
Q.
パスワード付きのバックアップをとりました。次回パスワードを変更したいのですがどうしたらいいですか?
A.
初回にバックアップをとる際、宛先ドライブに「保存先フォルダー1」を作成してパスワード付きバックアップをとります。パスワードを変更する場合には、新規のバックアップ設定を作成し、宛先ドライブに「保存先フォルダー2」を作成して、異なるパスワード付きバックアップのセットを行います。
一度とったパスワード付きバックアップのパスワードを変更する事はできません。
また、初回に、宛先をフォルダーではなく、ドライブを指定した場合、パスワードを変更する事はできません。この場合、ディスクをフォーマットし直すか、Indelibleの再インストールが必要となります。
Indelibleを再インストールした場合、以前のデータが読めなくなると言う問題が生じます。
Q.
新たに作成、または更新されたファイルだけを別のディスクへコピーするバックアップを取りたいのですが、どのバックアップタイプを選べばよいでしょうか?
A.
Indelibleでのバックアップは一般的な意味で、すべて「変更部分を保存する」ということができます。
それぞれのバックアップタイプでは、バックアップ対象のファイルが宛先のドライブまたはフォルダでどのようにレイアウトされるのかが異なります。
一般に「差分」と理解されていることと、ITの専門家の間で理解されている「差分」に違いがありますのでご注意ください。
<シンプルコピー>
ソース・ドライブ/フォルダが、宛先ドライブ/フォルダにコピーされます。
初回実行時には、選択されたすべてのデータがコピーされ、Indelibleが以後のバックアップ処理を管理する上で役立つ隠し情報がそれに付加されます。
次回以降のシンプルコピー実行時には、変更されたファイルだけがコピーされ、また、ソース・ドライブ/フォルダから削除されたファイルは宛先ドライブ/フォルダから削除されます。
1つまたは多数のファイルやフォルダのシンプルコピーを必要としていて、ファイルの古いバージョンを保存する必要のない場合に、このバックアップ方法を使ってください。
<バージョン付き>
バックアップされたすべてのファイルのうち、旧バージョンのものと削除バージョンのものは、宛先ドライブ/フォルダ内の隠し領域に保存されます。
初回実行時には、ソースドライブ/フォルダ内のすべてのファイルが宛先ドライブ/フォルダにコピーされます。
次回以降の実行時には、ファイルの旧バージョンは宛先ドライブ/フォルダの隠し領域に保存されます。
復元時にはどのバックアップ処理日からでもファイルを選択して復元できます。
また、設定により古いバージョンを自動的に削除することができます。
<クローン>
ソースの正確なコピーが作成されます。隠し情報が付加されないので、通常、内蔵ボリュームのブート可能な完全コピーを作成したい場合に用います。
初回実行時にはすべてのファイルがコピーされますが、次回以降は変更があったファイルのみがコピーされます。
<フル/差分バックアップ>
フルバックアップと差分バックアップは組み合わせて用いられ、リムーバブルメディアへのバックアップ向けに設計されています。
フルバックアップでは、ソースドライブ/フォルダにあるすべてのファイルとフォルダの完全なコピーが、「フル-日付」という新規に作成されたフォルダ内に収められます。
差分バックアップでは、前回のフルバックアップまたは差分バックアップ以降に変更、作成されたファイルが「差分-日付」という新しいフォルダへコピーされます。
ファイルを復元するためには、最初の差分バックアップまたは最新のフルバックアップ以降のすべての差分バックアップがそろっている必要があります。
そのため、復元処理に必要な差分バックアップを制限するには、定期的にフルバックアップを取得する必要があります。
日付別にファイルの旧バージョンを復元できることから、一般的なバックアップ方法として「バージョン付きバックアップ」を実行されることをおすすめします。