プレスリリース 詳細
2006-11-8

アイギーク、「デジタルデータ利用に関する実態調査」を実施


約80%の回答者が定期的にバックアップをしていないことが判明
多くの人がデータ損失を招く危険性も


アイギーク株式会社 (東京都目黒区、社長:デイビッド L. スミス、代表:内田あゆみ) は、2006年10月に日本国内でデジタルライフに不可欠な画像、動画、音声などのデジタルデータ利用に関する実態調査を実施しました。今回の調査で、パソコンやデジタルカメラ、携帯電話、携帯音楽プレーヤーなどのデジタル機器の普及にともないデジタルデータの利用が日常生活に浸透している一方、約80%のユーザは定期的にバックアップしていないことが明らかになりました。

アイギーク・インク 日本事務所社長デイビッド L. スミスは、今回の調査結果に関して以下のように述べています。「現在、PCやデジタル機器を利用し、デジタルライフの利便性を享受するユーザが増えています。しかしながら、多くの人はフィルムや紙媒体と比べて漠然とデジタルメディアが優れていると思っているようです。今回の調査で50%以上の回答者が、デジタルデータが壊れやすさを認識していない上に、21%の方しか定期的にデータのバックアップを実施していないことが判明しました。つまり80%近くの人が、いつデータを無くしてもおかしくない状態にあると言えます。アイギークとしてより多くの方に、デジタルデータのリスクや自分のデータを保護する方法を理解していただくために、啓発活動に一層の注力をしていく所存です」。 今回の調査結果の主な概要は下記のとおりです。

調査実施時期:2006年10月上旬
調査方法: 日本国内のマッキントッシュ、ウィンドウズ利用ユーザー600名
調査方法: インターネットによる調査(株式会社インフォプラントに委託)

--調査の概要--
バックアップの状況

  • あなたは、ご自分のパソコンのデータの『バックアップ』を行っていますか」との質問に対し、「頻繁にバックアップしている」と回答したのは21.0%にとどまり、58.3%が「行ったことはある」、20.7%は「行なったことはない」と回答し、80%近いユーザは定期的にバックアップをしていないことがわかりました。
  • バックアップを実施していない理由は、「バックアップの仕方がわからないから」が64.5%、「作業が面倒なので」と答えたユーザが28.2%、そして「時間がかかるから」は16.1%でバックアップの重要性と対策に関する認識はまだまだ低いようです。
  • 保存データに関するトラブル

  • 「あなたは、パソコンなどに取り込んで保存をしていた『デジタルデータ』について、以下のような経験をしたことがありますか。」との質問に対して、「データが壊れて再び開いたり実行できなくなった」が42.7%、「データがどこにあるかわからなくなってしまった」38.2%、「データを誤って削除してしまった」が35.2%と回答している。また、「どれもない」と選択した回答者は、全体の30.3%で、回答者の約70%は、デジタルデータに関する何かしらのトラブルを経験している結果となっています。
  • データトラブル経験者へのその後の対策についての質問に関しては、「その後はバックアップをとっている」と答えたユーザは56.3%であったが、「一時はバックアップをとるようにしたが、今はとっていない」と答えたユーザが33.2%、「その後もとっていない」との回答が10.5%と約40%のユーザが、定期的なバックアップ作業を実施していないことが判明しました。

デジタルデータに対するイメージについて

  • 「デジタルデータは劣化しない」と「かなりあてはまる」、「まああてはまる」を選択した回答者の合計は、全体で67.2%を占めている。
  • デジタルデータはこわれやすい」と「かなりあてはまる」、「まああてはまる」を選択した回答者の合計は、全体の47.1%で、「どちらともいえない」を選択した回答者が38.8%、「あまりあてはまらない」が13.2%、「まったくあてはまらない」が0.8%となっており、デジタルデータの壊れやすさの認識が浸透していない。

デジタルデータの保存機器について

  • 「仮に、以下のそれぞれの機器が故障や紛失で使えなくなったとしたら、日常生活の上でどのくらいお困りになりますか」との質問に対して、「日常生活に重大な支障が生じる」、「大幅に不便になる」と回答を選択した合計は、「パソコン」(83.2%)と「携帯電話・PHS」(75.3%)と回答している。
  • 「デジタルカメラでお撮りになったデータを、どのように保存していますか。あてはまるものを全て選んでください」との質問に対して、80.7%が「パソコンの内蔵ハードディスクに保存と回答している。

調査結果の詳細をご希望の方は、プレス担当者へお問い合わせください。
株式会社インフォプラントについて
株式会社インフォプラントは、日本におけるインターネット・リサーチのリーディングカンパニーです。インフォプラントは、33万6千人の会員を擁し、3つの基幹サービス−「DTR(デスクトップ・リサーチ)」、「IM(インタラクティブメディア)」、「C−NEWS」を通じて、生活者・消費者の声を社会に反映させる「Cメディア」の具現化に努めています。同社の詳細は、www.info-plant.com をご参照ください。

添付資料

アイギーク株式会社について
アイギーク株式会社は、データ復元ソフト「Data Rescue 5」や、データバックアップソフト「Indelible 3」、最適化ソフト「Drive Genius 5」など、同社の高度な技術を駆使し、ユーザにとって身近で使いやすいアプリケーションを開発/販売するソフトウェア企業です。
詳しくはwww.igeekinc.comをご覧ください。

<本件に関する報道関係の方のお問い合わせ先>
アイギーク株式会社 広報担当 小原(オハラ)
〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目7番地18号
E-mail:info@igeekinc.com