A. Snapz Pro X のインストーラを実行すると、システム環境設定のログイン項目に Snapz Pro X が登録されます。　このようにして、コンピュータの起動ごと、またはログインごとに Snapz Pro Xは立ち上がり、そして目に見えずバックグラウンドで動作を続けます。　これを利用するには、Snapz Pro X ホットキー（デフォルトでは、command-shift-5）を押して呼び出します。Snapz Pro X 2.3.3は、ホットキーがcommand-shift-3でデフォルト設定されています。

適切なボタンを押してツールを選びます。　つまり、画面全体を撮る場合は“スクリーン...”を、画面上のウインドウやオブジェクトを撮る場合は“オブジェクト...”を、画面上を選択する場合は“選択範囲...”を、または画面上の動きをムービーに録画する場合は“ムービー...”をです。

ツールを指定すると、そのパレットが現れます。　静止画像では、画像用のオプションをセットしてから return キーを押すと画像がキャプチャされます。　ムービーでは、ムービー用のオプションをセットしてから return キーを押すとムービーの録画が開始されます。　ホットキーを再度押すと録画が停止します。　画像やムービーはSnapz Pro Xメインパレットの“保存先：”ポップアップメニューで指定された場所に保存されます。

キャプチャツールとそれぞれのパレットに関してはSnapz Pro X マニュアルの“Snapz Pro X の多様なキャプチャツール”の章で詳しく説明されています。

静止画像保存のオプションに関してはSnapz Pro Xマニュアルの“静止画像の保存と画像オプション”の章で詳しく説明されています。

ムービーの録画と保存のオプションに関してはSnapz Pro Xマニュアルの“QuickTime ムービーを録画する”の章で詳しく説明されています。

Q. メニューはどうしたらキャプチャできますか？

A. キャプチャしたいメニューを開いてから Snapz Pro X を呼び出します。 “オブジェクト”ツールを選んで、画像用のオプションをセットします。　キャプチャするためにメニューの内側をクリックします。　複数のオブジェクト、あるいはサブメニューをキャプチャするには、 shift キーを押しながら残りのオブジェクトやサブメニューをマウスでクリックし、return キーを押して画像をキャプチャします。

Q. DVD から画像をキャプチャするにはどうしたらいいのですか？

A. Snapz Pro X自身がインストールされているマシンが、ビデオ表示に Apple の Quartz Extreme を利用できる場合は、問題なく DVD からオーディオや映像をキャプチャできます。

Apple が OS X 10.2 をリリースした際に、互換性のあるコンピュータにおいてはビデオ表示をメイン CPU によるものから GPU（画像処理ユニット）によるものに移行しました。　これにより、Snapz Pro X は DVD の表示を見ることが可能になり、それをキャプチャできるようになりました。　PCI ビデオカードを装着した第一世代の G4 は Quartz Extreme による表示を利用できませんが、最近のほとんどのコンピュータでは問題なくできるはずです。

もしも、DVD からのキャプチャができないと判明した場合は、 Video Lan Client を使用することで解決するかも知れません。　これは、Mac 上で DVD を含むほとんどあらゆるビデオフォーマットを表示できるオープンソースのビデオプレイヤーです。

入手先：http://www.videolan.org/

< 注意 > Ambrosia Software, Inc.及び、アイギークは Video Lan Client を作成しておりませんので、サポートはしません。またこのビデオプレイヤーを推奨する立場でもありません。

Snapz Pro Xがあなたのマシン上でご希望のことが本当にできるかということを確認する最善の方法は、すべての機能を試せる無料の試用期間を活用することです。

Q. QuickTime ムービーの録画で可能な限り滑らかなビデオを得るには、どうすればいいのですか？

A. マシン側の設定では、モニタ解像度を下げ、可能な限り小さな領域をキャプチャします。　Classic 環境やその他のアプリケーションは余分な CPU サイクルを使用するので、これらをできる限り終了します。　Snapz Pro X の側では、フレームレートを下げ、すべてのオーディオオプションの選択を外し、固定カメラを指定します。

ビデオ録画の最適化に関してはSnapz Pro X マニュアルの“可能な限り滑らかなビデオを得るには”の章で詳しく説明されています。

Q. SnapzPro Xでムービーをキャプチャしましたが、QuickTimeで再生しても音がでません。どうすればよいでしょうか。

A. SnapzPro Xで動画はキャプチャできたけれで、音声がでない場合、いくつかの原因が考えられます。まず、SnapzPro XではMacの音声がONになっている必要があります。それをご確認ください。
次に、SbapzProでムービーのキャプチャを選択後、「ムービーの設定」画面が表示されますが、そこで「マイク入力から録音」あるいは「Macオーディオトラックから録音」がチェックされていますか？そのどちらかがチェックされていないと音声はキャプチャされません。さらにSpapzPro Xではキャプチャファイル保存時に、音声トラックを保存するかどうか選択することができます。キャプチャ後のムービーを保存するダイアローグで「オーディオトラックを含める」あるいは「マイク入力トラックを含める」のどちらかがチェックされていますか？ご確認ください。

以上が正しく設定されているにも関わらず音声がでない場合、弊社サポートへお問い合わせください。

Q. Web ページを画面に表示されている部分だけでなく、すべてキャプチャするにはどうしたらいいのですか？

A. Snapz Pro X の開発者である Andrew Welch は画面より大きな Web ページ（やあらゆるドキュメント）をキャプチャする際に Mac OS X のプレビュー機能を利用するという、ちょとしたアイディアを披露しました：

すでに Mac OS X はこの能力を備えているため、弊社はSnapz Pro Xにこの機能を含めることはしませんでした。

実現するには：まず、使用するアプリケーションから“プリント...”を選び、プレビューボタンをクリックします。　これだけで、できの良い PDF ファイル（あるいは別名保存で任意のファイル形式）に保存されたドキュメントのウインドウ全体を手に入れることができます。

とは言え、このリクエストは頻繁にされるので Snapz Pro X に追加する可能性を検討しています。

Q. Final Cut Pro にムービーを読み込むにはどうしたらいいのですか？

A. 現在のところ、Snapz はムービー圧縮ダイアログでのフレームレート設定を無視して、キャプチャで指定された（フレームごとに異なるかも知れない）実際のフレームレートを使用します。　これは 2.0.3 での仕様だったのですが、Final Cut Pro はこれらのムービーファイルを読み込むことができません。

これを回避するために、指定されているフレームレートで強制的に Snapz にムービーを変換させるオプションを追加しました。　残念なことに、これは一定のフレームレートを維持するためにフレームが落ちたり、重なったりすることでムービーが途切れて表示される場合があります。　この途切れを減らすことのできる一つの方法は、より高いレート（例えば 30fps）でキャプチャし、10 または 15fps にダウンサンプルしてムービーに書き出すことです。　しかし、これはその場凌ぎの解決方法でしかありません。

このオプションを有効にしたい場合は、ターミナルウインドウに以下の文字列を入力します：

defaults write com.ambrosiasw.snapz EnforceFrameRate true

GUI 上では効果を確認できませんが、現行のビルドでは変換の詳細をログに残します。

Q. 外付けのドライブや保存先ポップアップに登録されている場所以外に保存するには、どうすればいいのですか？

A. それは可能ですが、ちょっとした細工が必要です。　ほとんどどのような状況でも Snapz Pro X を呼び出せる能力を持たせるためには独自の保存機能を作成する必要がありました。

まず、保存したいドライブ上に保存用のフォルダを作り、そのフォルダのエイリアスを作成します。　それから、そのエイリアスをあなたの（ホームの）ピクチャフォルダに入れます。　これで、次回に Snapz Pro X 2 を呼び出すと、そのエイリアスは保存先ポップアップのリストに現れます。

外付けドライブを Snapz Pro X が作成する一時作業用トラックのスクラッチディスクとして使用するには、あなたのホームフォルダを外付けドライブに移動する必要があります。　これは簡単な作業ではないので、NetInfo マネージャに精通している場合にのみ試すべきです。

Q. 静止画像用のファイルタイプを変更するには、どうすればいいのですか？

A. ホットキー（デフォルトでは、command-shift-3）でSnapz Pro X を呼び出し、使いたいキャプチャツールのボタンをクリックします。　それから、“ファイルタイプ：”ポップアップメニューでファイルタイプをセットします。

Q. Snapz Pro X で録画するムービーのファイルサイズを抑えたいのですが、どうすればいいのですか？

A. Snapz Pro X のムービー保存ダイアログにあるキーフレームの設定を確認してください。

録画を停止すると、ムービー保存ダイアログが現れるので、ビデオトラック項目の“設定...”ボタンをクリックします。

選択された圧縮プログラムがキーフレームオプションを持っている場合は、それがチェックされていることを確認して、高い数値（最低でも 500）に設定します。

注意していただきたいのは：

H.264 コーデックのキーフレームオプションにはバグが存在します。　唯一の回避方法は、このオプションをチェックしないことです。　さもなくば、Apple がこれを修正するまで別のコーデックを使用するしかありません。

Q. Snapz Pro Xが作成する（未圧縮） raw ファイルのサイズは、どうやって計算すればいいのですか？

A. Raw ファイルのサイズは以下のようにして計算することが可能です：

選択領域の横幅×上下幅＝フレーム当たりのピクセル数

フレーム当たりのピクセル数×ピクセル当たりのバイト数（色深度で決定され、約32.000色＝2、約1,670万色＝4）＝フレーム当たりのバイト数

フレーム当たりのバイト数×フレームレート＝秒当たりのバイト数

秒当たりのバイト数×再生時間の秒数＝raw ビデオファイルの総サイズ

通常、Snapz Pro X はそのキャプチャ時に大幅にビデオを圧縮しますが、これはトラブル回避に役立つ計算です。

もちろん、オーディオファイルも raw ファイルのサイズに加算されます。

Raw Mac オーディオトラック用の録音設定は：

44kHz、ステレオ、16ビットでは＝44,100 x 2 x 2 = 176,400 バイト／秒のオーディオ、すなわち、172.265625K／秒のオーディオ。1分間の録音では = 10,335.9375K、1時間の録音では = 620,156.25K

忘れないでほしいのですが、Snapz Pro X は録音作業を終えるとそれらの raw ファイルを QuickTime に渡し、それが QuickTime （.mov）ファイルに変換／保存します。

QuickTime は raw ファイルを完全に .mov ファイルフォーマットに変換するまでその保持を必要とします。　完了後にのみ raw ファイルを消去可能です。　このため、raw ファイル用と完成した .mov ファイル用と両方の空きスペースが必要です。

Q. Snapz Pro X は新型の Intel Mac で動作するのですか？

A. 最新バージョンのSnapz Pro X 2 はユニバーサルバイナリなので、Intel Mac および PowerPC Mac の双方で問題なく動作します。

Q. Snapz Pro Xを起動すると、Snapz Pro X内でカーソルが表示されないのですが、

A. Logicool製のマウスをお使いではないでしょうか。該当のマウスを使用する際に、起動されるLCCDaemonがSnapz Pro Xのカーソルと競合してしまいます。その他の場合は、弊社テクニカルサポート：support@igeekinc.comまでお問い合わせください。

Q. Snapz Pro Xを呼び出してもムービーツールがグレー表示になって使用できません。どうしてですか？

A. “保存先：”ポップアップメニューを確認してください。　ムービーファイルはプリンタやクリップボードに送ることはできません。

Q. ムービーツールを使った時に Mac オーディオオプションがグレー表示になって使用できません。どうしてですか？

A. 録画を開始する前にムービー設定パレットの Mac オーディオオプションがグレー表示になる場合は最新バージョンのSnapz Pro X が使用されていることを確かめてください。　Snapz Pro X の旧バージョンでは Mac オーディオを録音する機能を持ち合わせていません。

最新バージョンのSnapz Pro X をお使いなら、インストーラをもういちど実行してみてください。　Snapz Pro Xは Mac オーディオを録音するためにシステムフォルダ内に一つの特別なソフトウェアを必要とします。　このオプションがグレー表示される場合はインストーラが正常に実行されなかったか、アプリケーションが本来のインストールではなくコピーされた可能性があります。　正しくインストールさえされれば、このオプションは利用可能になるはずです。

最新バージョンの Snapz Pro X をお使いで、再インストールでもこの問題が解決されなかった場合は、システム／ライブラリ／Extensions フォルダにある AmbrosiaAudioSupport.kext をゴミ箱へドラッグし（システムフォルダを変更するアクセス権があるかを確かめるために管理者名とパスワードの入力を要求されます）、再度 Snapz Pro Xインストーラを実行してください。

依然としてMac オーディオに問題がある場合はテクニカルサポートにご連絡下さい： support@igeekinc.com

Q. Snapz Pro X を呼び出した際に、パレットの一部分が画面から切れてしまいます。どうすればいいのですか？

A. これはパレットをセカンドモニタに表示していて、そのモニタが利用できなくなった場合に起こります。

Snapz Pro Xを呼び出せば、それは“スクリーン上”にあります。　command-Q キーを押して終了してください。　それから、ユーザ／あなたのユーザ名／ライブラリ／Preferences フォルダ内にある AmbrosiaAudioSupport.kext をゴミ箱へドラッグします。

Snapz Pro Xを再度立ち上げれば完了です。

Q. Snapz Pro X 登録のお願いが毎朝表示されるのですが、なぜですか？

A. たぶん、旧バージョンのSnapz Pro X 1.x のムービーキャプチャ機能付きライセンスコードが入力されている場合に、Snapz Pro X 2 をお使いだからと思います。

「Snapz Pro X 2.0 のムービーキャプチャ機能を制限無く使用するためにはアップグレードライセンスを購入していただく必要があります。」ダイアログはこのように表示されているはすです。

ムービー機能付きSnapz Pro X 1.x からムービー機能のない Snapz Pro X 2 へのアップグレードは無料です。　しかしながら、Snapz Pro X 2 を起動するたびにこのダイアログを片付けなければなりません。　このダイアログはマシンの使用にはなんら影響を与えることはありませんし、すぐに消すことができます（“まだしない”ボタンがアクティブになるのを待つ必要はありません）。

Q. iMovie にムービーを読み込むと映像が劣化しますが、どうすればいいのですか？

A. QuickTime ムービーならどのようなものでも iMovie に読み込むことが可能ですが、残念なことに、まず DV フォーマットに変換されてしまいます。

DV (Digital Video) はデジタルビデオカメラが使用するフォーマットで、 iMovie のネイティブフォーマットでもあります。　.mov ファイルが DV に変換される際に画像品質が悪化してしまうのです。　これは画面上では 72dpi の画像がきれいに見えるのに、印刷すると劣悪に見えるのと似ています。

これは Snapz Pro X の責任ではなく、フォーマットが変換されることによるものです。

Q. Snapz Pro X をインストールしようとしてもパスワードが通らないのですが、どうして？

A. インストーラは実行に必要なアクセス権を確認するために、あなたがマシンにログインする際に使用しているユーザ名とパスワードを尋ねているのです。　インストーラの作業が終わるまで、Snapz Pro Xのライセンス情報を入力する必要はありません。

Q. Snapz Pro X は OS7/8 または 9 で動作しますか？

A. Snapz Pro X 2 は OS X 10.4 以降用で、OS 9 で起動されている場合は動作しません。　しかしながら、OS X で起動されている場合、Snapz Pro Xはクラシック環境で動作しているアプリケーションをキャプチャできます。

ご注意頂きたいのは：OS X 10.4 で起動されている場合、クラシックアプリケーションは Snapz Pro X 2 でキャプチャしようとすると白く反転してしまいます。　この現象は OS X 10.3 および OS X 10.4 以降では起こりません。

Q. Snapz Pro X は USB マイクを利用できますか？

A. 間違いなく使えます。　もし、マイクの使用に問題がある場合は、システム環境設定のサウンド→入力で入力装置として選択されていることを確認してください。

Q. スプラッシュスクリーンをスキップできますか？

A. Snapz Pro X 2 は起動するたびにスプラッシュスクリーンを表示します。　Snapz Pro X をログイン項目として登録している場合は、ログインするたびに表示されます。

スプラッシュスクリーンはサードパーティのアプリケーションとしてはかなり標準的です（Adobe Photoshop を始め、Unreal Tournament など）。　Snapz Pro X はバックグラウンドで Dock にも表示されず目に見えることなく動作するので、スプラッシュスクリーンはそれが起動して動作していることをユーザに教えます。

とは言え、あなたがスプラッシュスクリーンを見たくないと思われるのなら以下の文字列をターミナルに入力してください：

defaults write com.ambrosiasw.snapz SkipSplashScreen true これで準備完了です。

Q. マイクトラックがほとんど聞こえません。どうしたらいいのですか？

A. Snapz Pro X はデフォルトでシステムの入力感度を自動調整します。　この感度を手動で変更するには、（Snapz Pro X を画面上に呼び出し、ムービーボタンをクリックして）ムービーの設定で“自動マイク入力ゲイン”オプションを切ります。　このオプションを無効にすると、Snapz Pro Xはシステム環境設定サウンドパネルの入力ペインで指定されている設定を使います。

Q. 画面上の非常に狭い範囲を録画する場合を除いて、フレームがキャプチャされるごとにオーディオが途切れます。どうしたらいいのですか？

A. 通常これは CPU の過負荷によるもので、主にポータブルマシンで起こります。　モニタを“約1,670万色”モードにセットしてから再度お試しください。　弊社は、特定のノートブックが搭載しているビデオカードが“約32,000色”モードのビデオドライバには十分に最適化されていないことを発見しました。　もし、この問題が存続する場合は、フレームレートおよび録画される領域を減らしてみてください。

Q. Snapz Pro Xが指定した品質でムービーを保存しないのは、なぜ？

A. Snapz Pro Xには、ビデオの設定内で画像品質に変更が加えられた際にムービー情報の記述を更新しないという表示上のバグがあります。　あなたが録画したムービーはムービー保存ダイアログのビデオ設定にある品質スライダでセットされた品質で保存されています。　これは将来の Snapz Pro Xアップデートで修正されます。

Q. Snapz Pro X 環境設定で指定したフォーマットで画像が保存されないのは、なぜ？

A. 環境設定にあるファイルオプションはファイタイプごとのクリエータタイプをセットするためのものです。　例えば、jpg の設定を Photoshop に指定したとすると、Snapz Pro X によってキャプチャされたすべての jpg は、それらがダブルクリックされた際に Photoshop で自動的に開かれます。

キャプチャされる画像のファイルタイプを設定するには、Snapz Pro Xを呼びし（デフォルトでは、command-shift-3）、使用したいキャプチャツールのボタンをクリックします。　それから、“ファイルタイプ：”ポップアップメニューでファイルタイプをセットします。

Q. ゲームのフルスクリーンモードでの録画で悩んでいます。どうしたらいいのですか？

A. Snapz Pro X は、ほとんどのゲームを録画できるはずです。

ムービーの設定パレットで開閉用の三角形をクリックし、“より滑らかな（反面、より CPU に負担が掛かる）ビデオキャプチャ”チェックボックスをチェックします。　この設定は、Snapz Pro X が VRAM に常に直接アクセスすることを可能にします。　なるほど、これはより多くの CPU パワーを消費しますが、画面上に直接描画するゲームのムービーを録画できるようになります。

特定のゲームではビデオキャプチャのパフォーマンスに影響を及ぼすため、通常はこのオプションを切っておくことをお勧めします。　反面、これが録画するための唯一の方法であるゲームも存在します。　残念ながら、必要な場合を自動的に検出する方法が見つけられなかったため、これはユーザが設定可能なオプションとして装備されています。

このオプションはまた、Mac OS X ウインドウの多様なアニメーションのような動きを録画する際に、最も滑らかなビデオを得るために利用することも可能です。

ゲームからのキャプチャがまだできない場合は、ウインドウモードでのゲームプレイを試してください。　ゲームによっては、フルスクリーンモードでプレイするとスクリーンを完全に支配して、Snapz Pro X にビデオのキャプチャはもちろん、パレットの表示さえ許可しないものもあります。

Q. ビデオ iPod 用のムービー作成で悩んでいます。どうしたらいいのですか？

A. ビデオ iPod に必要なムービーの条件は：

【H.264 ビデオ】
ファイルフォーマット： .m4v、 .mp4、そして .mov
ビデオ：768 Kbps まで、320×240ピクセル、30フレーム／秒
Baseline Profile：レベル 1.3 まで
オーディオ：AAC-LC（160 Kbps 、48 KHz、ステレオ音声、まで）

【MPEG-4 ビデオ】
ファイルフォーマット： .m4v、 .mp4、そして .mov
ビデオ：2.5 Mbps まで、480×480ピクセル、30フレーム／秒
Simple Profile
オーディオ：AAC-LC（160 Kbps 、48 KHz、ステレオ音声、まで）

ビデオ iPod は AAC フォーマットのオーディオトラックを持ったムービーのみを受け入れます。　Snapz Pro X はオーディオトラックを AAC として保存できないので、Snapz Pro X 2 で作成されたムービーがオーディオトラックを含んでいた場合は、ビデオ iPod で再生できません。　弊社は Snapz Pro Xの将来のアップデートに向けて解決策を検討中です。

Snapz Pro X で作成された（H.264 コーデックの768 Kbps、30 fps 以下、320x240、レベル 1.3 までの Baseline Profile の）オーディオトラックを含んでいないムービーは、ビデオ iPod で再生できます。

Snapz Pro X で作成された（MPEG-4コーデックの2.5 Mbps、30 fps 以下、480x480 の）オーディオトラックを含んでいないムービーは、ビデオ iPod で再生できます。

ビデオ iPod で再生できる Snapz Pro X で作成されたムービーを入手する最善の方法は、どのような設定で保存されたムービーであれ、QuickTime Pro 7 の書き出しオプションを利用することです。　ムービーを QuickTime Pro 7 で開き、ファイルメニューから“書き出し...”を選び、それから書き出しポップアップメニューで“ムービーから iPod”を選んで保存します。　ムービーのコピーが AAC トラックを持った 320×240ピクセルの m4v として保存されます。　iTunes プレイリスト上の iPod にこの新しいムービーをドラッグすると、それはビデオ iPod のムービーリストに追加されます。

Q. command-shift-3 を割り当てたはずなのに、Snapz Pro X 2 が呼び出されません。どうして？

A. 最初に、Snapz Pro X の最新バージョンをお使いかを確かめてください（Snapz Pro X の登録ユーザは 2.x へのアップデートは無料です）。

それから次のことを実行してください：Snapz Pro X 2 の設定ファイルをゴミ箱へ入れるのですが、まず、Snapz Pro X 2 を終了する必要があります。　Snapz Pro X 2 アプリケーションをダブルクリックして画面上に呼び出します。　そして、command-Q を押して終了します。　その後、ホーム／ライブラリ／Preferences に移動して、com.ambrosiasw.snapz.plist という名称のファイルをゴミ箱へ入れます。

次に、システム環境設定の“キーボードとマウス”を開いて“キーボードショートカット”でシステム標準のスクリーンキャプチャが有効になっていることを確認します。　そして、“デフォルトに戻す”ボタンをクリックします。

マシンを再起動します。

もし、Snapz Pro X をログイン項目に登録していない場合は Snapz Pro X 2 アプリケーションをダブルクリックして起動します。

スプラッシュスクリーンが現れて、「Snapz Pro X は Dock にアイコンこそ表示されませんが動作しています。　これを呼び出すには command-shift-3 キーを（同時に）押します。」と表示されます。　そして、OK をクリックします。

問題が存続する場合は、Snapz Pro X アプリケーションをダブルクリックしてパレットを表示します。　それから、環境設定タブをクリックして、ホットキーの指定を 3 から 9 へ変更してください。

これで、command-shift-9 で Snapz Pro X 2 を呼び出せば設定は完了です。

もし、問題が解決しない場合は、テクニカルサポート：
support@igeekinc.com までご連絡ください。

Q. Snapz Pro X で録画したムービーのファイルサイズは、どうしてこんなに大きいのですか？

A. Snapz Pro X のムービー保存ダイアログにあるキーフレームの設定を確かめてください。

録画を停止すると、ムービー保存ダイアログが現れるので、ビデオトラック項目の“設定...”ボタンをクリックします。

選択された圧縮プログラムがキーフレームオプションを持っている場合は、それがチェックされていることを確認して、高い数値（最低でも 500）に設定します。

Q. 長いムービーを録画するとマイクトラックがビデオトラックとズレて遅れが生じるのですが、どうして？

A. これは要するに CPU が酷使されているだけの話です。　ビデオキャプチャはマイク録音より少し高い優先度を与えられているため、そこには多くの CPU サイクルが割り当てられます。

このため、マシンが酷使されると、ビデオ／Mac オーディオキャプチャは僅かに残った CPU を使い切ってしまいます。　これにより、たまにマイク録音の欠落を起こすことがあるのです。

限られたリソースでの対応を考えれば、唯一の回避方法はもっとパワフルなマシンを使うしかありません。　さもなくば、録画のフレームレートを落とすことです。　何か手を打たなければいけないのですが...利用できる以上の CPU サイクルをマシンから引き出すことは不可能です。　タスクは別のタスクを横取りします。

とは言え、弊社はトラックどうしの同期を維持するためのより良い仕事がどうしたら可能かを検討しています

Q. Snapz Pro Xを2週間しか試用していないのに、ムービーや静止画にすかしが入るのはなぜ？

A. 15日間、または100回の試用期間中は“すかし”なしで全機能が提供されます。　その後も Snapz Pro X 2 が本当に必要か、システムと互換性があるか、を確かめるために好きなだけ使い続けることができますが、作成した静止画やムービーには“すかし”が入ります。

Q. Snapz Pro X は私のマシンで“これ”が可能ですか？や、Snapz Pro X 2 は“あれ”ができますか？

A. Snapz Pro Xがご希望の能力を持っていて、あなたのシステムで問題なく動作することを確認できる最善の方法は、ダウンロードしてその無料のフル機能を 15日間、または100回の試用期限まで活用していただくことです。

Q. ムービーの保存にはどのコーデックと設定を使えばいいのですか？

A. これはかなり主観的な問題なのと、ムービー保存ダイアログにあるすべての要素はSnapz Pro X にではなく QuickTime に依存しているために、この FAQ の範囲からは少し逸脱しています。　このため、弊社は特定の設定を推奨することはしません。　

そうは言っても、アニメーションあるいはグラフィックコーデックは画質を維持しながらもサイズを減らす作業に秀でています。　コンポーネントビデオコーデックはファイルを Final Cut Pro に読み込む場合に良い選択です。

Q. PowerPoint のプレゼンテーションモードでムービーを録画できないのは、なぜ？

A. これは画面すべてが支配されるためです。　Snapz Pro X は、キャプチャはもちろん、パレットの表示さえ許可されません。

弊社は解決の可能性を調査中です。

Q. Keynote のプレゼンテーションモードでムービーを録画できないのは、なぜ？

A. Keynote 3 以降に限って言えば、可能です！　Keynote の“スライドショーの環境設定”で“Exposé や Dashboard などによる画面の使用を許可”というオプション項目を有効にします。　これ以前のバージョンの Keynote はこのオプションを備えていません。

Q. MOTU カードを差しているのですが、Snapz Pro X との互換性はありますか？

A. 現時点では、サードパーティのオーディオカードでのSnapz Pro X の能力を保証することはできませんが、検証しているところです。

暫定的には、MOTU カード用のサウンド出力環境設定を内蔵のオーディオコントローラに変更することで対応できるはずです。

Q. Snapz Pro X をアンインストールしたいのですが、アンインストーラがエラーを報告します。どうすればいいのですか？

A. イライラさせて申し訳ありません。　ただいまアンインストーラに関して報告された問題を調査中です。

システム環境設定のアカウントを開いてあなたのアカウントを選びます。　そして、ログイン項目タブをクリックして Snapz Pro X がそこに登録されていたら取り除きます。

次に、アプリケーションフォルダに移動して Snapz Pro X アプリケーションをダブルクリックし、スクリーン、オブジェクト、選択範囲、それにムービーボタンを備えたパレットを画面上に呼び出します。　そして、command-Q を押して終了します。

それから、Snapz Pro X フォルダをゴミ箱へ入れます。

Snapz Pro X は、あなたのライブラリフォルダにも“すかし”用のフォルダを作成しています。

このフォルダもゴミ箱へドラッグします。

その後、システム／ライブラリ／Extensions に移動して、AmbrosiaAudioSupport.kext という名称のファイルをゴミ箱へ入れます。　この際に、あなたがシステムフォルダを変更するアクセス権を持っていることを確認するために管理者のユーザ名とパスワードを尋ねられます。

Q. Snapz Pro X は、なぜ Intel MacBook では遅いのですか？

A. システム環境設定のディスプレイでモニタを“約1,670万色”モードに切り替えてください。　（MacBook や Intel Mac Mini などの）オンボードにビデオチップを搭載している IntelMacでは、Apple がこれらのマシンに提供しているビデオドライバが“約32,000色”モードに十分に最適化されていないため本来より低速な動作となります。

A. 弊社もこの問題に気付いて解決策を模索中です。　暫定的な対処ですが、回避方法としてシステム環境設定の“サウンド”ペインでオーディオ出力を内蔵出力にセットしてください。

Q. ムービーを後で保存しようとしたのですが、その際に録画の一部分しか保存されませんでした。どうすればいいのですか？

A. 保存作業を開始して途中でキャンセルすると確認ダイアログが表示されます。　ここで、“後で保存”オプションをクリックすると、保存が中断されます。　この場合は、次回に Snapz Pro X 2 が呼び出された時点でムービーを保存するかどうかを尋ねられるので OK をクリックしてください。

Q. この FAQ には記載されていない Snapz Pro X に関する問題を抱えています。どうすればいいのですか？

A. 最初に確認していただきたいのは、最新バージョンの Snapz Pro X 2 （2.2.0）をお使いかどうかということです。

アプリケーションフォルダ内の Snapz Pro X アプリケーションのアイコンを選択して、ファイルメニューから“情報を見る”を選びます。　もし、バージョンが 2.2.0 以前の番号だったら、アイギークサイトwww.igeekinc.comへアクセスして入手してください。

インストーラを実行する前に、 Snapz Pro X の設定ファイルを捨ててください。ホーム／ライブラリ／Preferences に移動して、com.ambrosiasw.snapz.plist ファイルをゴミ箱へドラッグします。

Snapz Pro Xをインストールします。

もし、問題が解決しない場合は、テクニカルサポート：support@igeekinc.com までご連絡ください。

Q. Snapz Pro X 2.2.0にアップグレードしたら、Macオーディオトラックから録音がグレイアウトしてしまいました。どうすればいいですか？

A. お使いのコンピュータがPower PCでOS10.4の場合、Snapz Pro X2.2にアップグレードする際、上記の問題が発生する場合があります。

http://www.igeekinc.com/dwn/AmbrosiaAudioSupport_3_1.zip

こちらをダウンロードいただき、インストールの後、コンピューターの再立ち上げをお願い致します。

もし、問題が解決しない場合は、テクニカルサポート：support@igeekinc.com までご連絡ください。

A. これはアップルのバグで回避策があります。
Mac OS 10.6でSnapzのショートカットをControl+数字キーあるいはControl+Option+数字キーに割り当てるとMac標準のスクリーンキャプチャーが動作してしまいます。以下のキーの組合わせにすると標準スクリーンキャプチャーを動作させずにSnapzを起動させることができます。
*Controlキーを使わないホットキーの組合わせ
*ControlキーとCommandあるいはShiftを含めたホットキーの組合わせ
*数字キーを使わないホットキーの組合わせ

どうしてもControl + 数字キーショートカットを使いたい場合は「システム環境設定>キーボード>キーボードショートカット>スクリーンショット」へ行き「スクリーンの画像をファイルとして保存」のチェックを外してください。これで標準スクリーンキャプチャを動作させずにSnapzを起動することができます。注：上記のキーの組合わせによる回避策の戻る場合、このオプションを再度チェックしてください。さもなければSnapzと標準スクリーンキャプチャの両者が動作しなくなります。
このバグの回避策はMac OS 10.6と10.6.1で確認されています。

Q. Snapz Pro X2.2.2を利用していますが、急に使っているMacでクリックしたり、キー入力が出来なくなりました。どうしたらいいでしょうか?

A. Snapz Pro Xは、現在2.3.2が最新版です。既にSnapz Pro X 2.1の登録コードを持っているユーザーへは、無償でアップグレードできます。一部のアプリケーションの更新時に、Snapz Pro Xとの親和性の問題が発生しているケースがあります。最新版へアップグレードして下さい。

A. 次の手順にて、Snapz Pro Xの再インストールを行ってください。
１）Snapz Pro X をアンインストール
アプリケーションフォルダの「Snapz Pro X」フォルダ内にある「Snapz Pro X Uninstaller」をダブルクリックして起動します。「アプリケーションをアンインストール」を選択し（デフォルトで選択されています）そのまま「続ける」をクリックします。
２）Macを再起動します。
３）Macが起動したら、次のURLよりSnapz Pro Xをダウンロードして、インストールし直します。
http://www.igeekinc.com/download?product=snapzprox.dmg
４）Snapz Pro Xを起動して、お手持ちの登録コードで正規化します。
もし、再インストールを行っても正規化ができない場合には、サポートまでお問い合わせください。

A. メッセージが表示されたウィンドウ内にある「更新」のボタンを押して、登録コードを更新してください。そこで「更新ができませんでした」と表示されるのであれば、しばらく時間をあけて再度更新を行ってください。それでも更新に失敗する場合には、サポートまでお問い合わせください。

Q. Snapz Pro Xでムービーを録画しましたが、録画したファイルを再生しても音声がきこえません。

A. Snapz Pro Xでムービーを録画して保存する際に表示されるウィンドウ内の「ムービーの保存設定」という設定項目内にある、「オーディオトラックを含める」の項目にチェックが入っていて有効となっていることを確認してください。また、この項目が既に有効である場合には、同項目の「設定」ボタンを押して表示される「サウンド設定」ウィンドウ内のフォーマットを別の形式に変更して、変化が見られるかどうかお試しください。

Q. ホットキーがうまく作動しません。どうすればいいですか。

A. 他のショートカットキーとして使われているキーをホットキーに使用すると、作動しなくなります。システム環境設定を開き「キーボード」ウィンドウを表示してください。そこに「ショートカット」で使われているキーが表示されていますので、ここで調整してください。Snapz Pro X2.5は、コマンド-Shift-5をデフォルトでホットキー設定しています。Snapz Pro X 2.3.3はコマンド-Shift-3がデフォルト設定されています。

Q. Snapz Pro Xを終了するにはどうすればいいでしょうか。

A. Snapz Pro Xの操作ウィンドウが表示されている状態で、Command+Qキーを押してください。